「歳暮(せいぼ、さいぼ)」は、元々「歳」の「暮れ」。
つまり、「年末」を表す言葉として用いられていました。
むかしの日本では、
新年に年神様にお供えするものを
年末のうちに贈る(配る)という風習があり、
お供えものを、年の暮れに 実家や本家に持ちよる行事を
お歳暮と呼んでいました。
「感謝の気持ちを込めて贈る」という行為が
生れたのは、江戸時代になります。
これらのことが元々の風習とあいまって、お歳暮は、
年の暮れに日頃のお礼と感謝の気持ちを込めて贈る
贈り物として定着していきました。
お歳暮は、日頃お世話になっている人や
お世話になったけれど 普段なかなか会えない人などに、
感謝の気持ちを込めて贈るもの。
必ず誰かに贈らなければいけないという、
決まりごとはありません。